一部昇格へ。僕たちは、今、本気で挑んでいます。

はじめまして。徳島大学硬式野球部キャプテンの鶴井政文です。

僕たちのチームは、四国六大学野球連盟の二部リーグに所属し、「一部昇格」を目標に、日々全力で練習と試合に取り組んでいます。

2025年4月現在、部員はわずか16名（プレイヤー14名、スタッフ2名）。監督もいない中で、練習メニューの立案、対戦相手との交渉、遠征の計画、試合の采配まで、すべて自分たちの手で行っています。

強豪校のように整った体制はなく、練習環境も道具も十分とは言えません。それでも、「絶対に一部へ」という気持ちだけは、どこにも負けていない自信があります。手づくりのチーム、それでも胸を張って言える「全力でやっている」と。

僕たちのメイングラウンドである徳島大学総合グラウンドにはマウンドがなく、外野もライト側しかありません。そのため実戦的な練習が難しく、遠方の河川敷や室内練習施設を借りて活動を続けています。使っているボールやネット、ヘルメットは劣化が進み、数も足りていません。それでも、仲間と協力し合いながら、知恵を絞って練習環境を整えています。

僕たちはこのチームが好きです。仲間が好きで、野球が好きで、そして「勝ちたい」という気持ちは本物です。

現実は、試合をするにもお金がかかる

私たちが試合を行うには、グラウンドの使用料や審判の派遣費、移動や食事にかかる費用など、さまざまな経費が必要です。

これらの負担は、毎試合ごとに重くのしかかり、年間を通してみると大きな出費となります。さらに、練習環境を維持するためには、道具の修繕や買い替え、外部施設の利用といった費用も継続的に発生します。大学からの支援や後援会からの助けもいただいていますが、活動全体を支えるにはどうしても限界があります。

それでも、私たちは野球を続けています。限られた環境の中で、仲間と知恵を出し合い、必要なことを自分たちで考え、補いながら前に進んでいます。

そうした現状の中で、「徳島大学硬式野球部支援基金」を立ち上げることにしました。この基金は、今この瞬間の活動を支えるだけでなく、これからチームに加わる後輩たちにも、より良い環境を残していくためのものです。

僕たちは今、変わろうとしている最中です

チームには女子投手も在籍しており、卒業後に独立リーグで野球を続ける選手もいます。「野球をやりたい」という思いがあれば、誰でも受け入れるチームです。最近では、SNSやブログでの情報発信、地域の高校生との合同練習にも取り組み、大学野球部としての社会的な役割にも目を向けています。

こうした積み重ねが、未来の野球人を育て、地域とつながる大学スポーツの形になっていくと信じています。

ご支援の使い道

皆さまからいただいたご支援は、以下のような用途に活用させていただきます。

・試合・遠征にかかる交通費、球場代、審判費

・練習に必要なボール・ネット・ヘルメット等の購入・補修

・キャッチャー用具や収納ケースなどの備品整備

・より多くの対外試合に臨むための移動費・宿泊費の一部補助

一部昇格を目指して、実戦経験を重ね、安全で質の高い練習を続けるために、ご支援が本当に必要です。

最後にチームを代表して、皆さまへ

僕たち徳島大学硬式野球部は、どんな環境でも「自分たちの手でチームを強くする」ことを信じて、全力で活動を続けています。そしてこの想いは、僕だけのものではありません。僕の後を継ぐキャプテンにも、さらにその後を担う後輩たちにも、同じように強い気持ちがあります。

この基金は、今の僕たちのためだけではなく、これから先も、同じように汗を流し、夢を追いかけるチームメイトたちを支えるものです。どうか、徳島大学硬式野球部の取り組みにご理解をいただき、未来に向かって挑戦を続けるこのチームに、温かいご支援をお寄せいただければ幸いです。

皆さまの応援が、世代を超えて引き継がれていく挑戦の力になります。チーム一同、心からの感謝を込めて、今後とも何卒よろしくお願いいたします。

徳島大学への寄付と税制について

本プロジェクトへのご寄付は、徳島大学基金「教育・研究・社会貢献事業」への寄付として手続きを行います。

国立大学法人徳島大学へのご寄付につきましては、個人からの寄付では所得税の所得控除、住民税（徳島県と県内市町村が条例で指定する寄付金として）の所得控除、法人からの寄付では法人税の損金算入が認められます。

寄付金領収書の発送には、2か月程度お時間をいただいております。税制上の優遇措置をお考えの方は対象となる年にご注意ください。

REPORT活動報告

【試合結果報告】令和7年度四国六大学野球春季リーグ戦②

【試合結果報告】令和7年度四国六大学野球春季リーグ戦①