はじめまして
はじめまして。徳島大学高等教育研究センター准教授の北岡和義です。
私たち徳島大学i.schoolは、「地方大学からでも世界に向けてイノベーションを起こしうる人材を育成できる」という信念のもとで始まりました。
このプログラムは、学生たちがイノベーション創出において必要な考え方や、思考法を学ぶことを目的としています。
徳島大学i.schoolの成り立ちとミッション
徳島大学i.schoolは、2009年に開始された東京大学発イノベーション教育プログラム「i.school」を運営している、一般社団法人日本社会イノベーションセンター(JSIC)の支援と正式な認可を受けて2022年より開始されました。
徳島大学i.schoolのミッションは地域と世界の課題を解決するための思考力と創造力、協働力をもつ人材を徳島から育てることにあります。
そのミッションを実現するために、徳島大学i.schoolではJSIC代表理事である堀井秀之先生が世界の著名大学で実践されている様々なイノベーション教育プログラム・アイデア創出手法を分析することで開発された「イノベーションワークショップ」と呼ばれるワークショップ手法を用いて、希望する徳島大学の学生がイノベーションを起こしうる革新的なアイデアの創出方法を、1年を通じて学んでいます。

通年ワークショップ
徳大i.schoolは、通年で6つのワークショップから構成されています。
令和7年度のWS02にあたる合宿では、「お米の未来」をテーマにワークショップを実施しました。事前に関連書籍の読書会や自治体へのインタビューを行い、背景理解を深めたうえで、合宿では田植え体験および地元農家さんへのインタビューを実施しました。
これらの情報をもとに、目的の分析や示唆の評価を行い、「ニーズ×テクノロジー」アプローチによるアイデア発想を経て、スキット(寸劇)形式でのアイデア発表を行いました。当日は地元の農家の方々にもご参加いただきました。
ワークショップ後のアンケートでは、「現場に行って多面的に学ぶことの重要性を実感しました」「ステップを踏むことでアイデアの種が生まれることを学びました」といった意見が寄せられました。

田植え体験には、地域の農家さんが20人近く集まり、徳大i.school生との交流が生まれました。

田植え後の農家さんへのインタビュー

ワークショップ

ご協力いただいた農家さんからは収穫したお米が送られてきました。ありがとうございました!
高校生社会イノベーション選手権 in Tokushima
令和7年度には、高校生社会イノベーション選手権2025(イノチャン)を徳島で開催しました。
本大会は、高校生が社会課題の本質を捉え、思考プロセスに基づいてアイデアを創出・深化できる力を育成することを目的とした取り組みとして、企画・運営・ファシリテーションを徳大i.school生が中心となって担いました。
県内高校から11チーム(50名)が応募し、選抜された6チームが、「イノベーションワークショップ」のプログラムの中でアイデアの創出プロセスと質を競いました。
事後アンケートでは、高い満足度が示され、特に「目的分析」や「アイデア出し」のプロセスが学びとして評価されました。
また、参加者は自らの課題や成長点を認識しており、本経験が今後の学習や将来の活動につながる契機となっていることが示されました。
さらに、運営に関わっていた大学生においても、主体性や協働力の向上や、実践を通じた成長が見られました。
本活動は今後も継続していく予定です。
■徳島新聞デジタル版
「地域の祭りの未来は?徳島大学で「高校生イノベーション選手権」、脇町高校チームがVRを用いたアイデアで優勝」(2025/08/20)
https://www.topics.or.jp/articles/-/1290813

イノベーションワークショップを実施する高校生と、DPの徳島大学i.school生

イノチャン2025記念撮影

徳島大学i.school第4期修了式
ここで生まれるものは未来の可能性
徳島大学i.schoolに集う学生たちは、イノベーションワークショップに取り組む中で、柔軟な思考力や創造力を養い、それを実社会で活かす力を身につけています。
徳島大学i.schoolで学んだ学生は徳島大学の学長懇談会のサポートや、自治体との地域課題を考えるためのワークショップ運営など、学内外で様々なイノベーション創出の現場に関わっています。
さらに、徳島大学i.schoolから社会に出た卒業生はまだ多くはありませんが、大手企業から地域での起業に至るまで、すでに活躍を始めています。
活動を支えているのは未来への想い
徳島大学i.schoolの活動は、共にワークショップを実施、運営していただいているフェローや、助言や支援をしていただいているJSICの皆さま、そして学生の取組みを暖かく見守っていただいている地域の方々をはじめとした数多くの人たちに支えられています。
そこに共通するのは、「徳島からイノベーションを起こしたい、徳島大学から未来の徳島を、そして日本や世界をより良くしたい」という想いです。
まだ発展途上の取り組みではありますが、一歩ずつ着実に前進しています。

東京i.school生と交流する徳大i.school生
ご支援のお願い
私たちの挑戦は、学生たちが未来を切り拓くための力を育むことです。
これを実現するために、「徳島大学i.school支援基金」を設立し、皆さまからの恒常的な支援をお願いしています。
この基金は、徳島大学i.schoolの活動を持続的に支えるための資金を提供し、学生たちが安心して学び、成長できる環境を整えるために活用されます。
皆さまのご支援が、未来のイノベーションを生み出す力となります。
どうか、徳島大学i.schoolの活動を応援し、共に未来を創り上げていきましょう。
皆さまの温かいご支援を心よりお願い申し上げます。
徳島大学への寄付と税制について
本プロジェクトへのご寄付は、徳島大学基金「教育・研究・社会貢献事業」への寄付として手続きを行います。
国立大学法人徳島大学へのご寄付につきましては、個人からの寄付では所得税の所得控除、住民税(徳島県と県内市町村が条例で指定する寄付金として)の税額控除、法人からの寄付では法人税の損金算入が認められます。
寄附金領収書は、発送までに2か月程度お時間をいただいております。税制上の優遇措置をお考えの方は対象となる年にご注意ください。ー※1
継続のご寄付を選択された寄付者の方については、毎月ご支援の場合は、月毎の領収書をお送りいたします。(領収証発送については※1と同様になります)
毎年ご支援の場合には、ご寄付を申し込まれた月から2か程度お時間をいただいております。
また、ご寄付をいただいた方のお名前を各種媒体でご紹介させていただいております。お名前の公表をご希望されない場合は、ご寄付を申し込まれる際の備考欄にその旨をご記載ください。
寄付の特典については、こちらからご確認ください。
はらだこうじさん
徳島大学生に期待を託します!