地域とともに歩む、学びと共創の拠点を未来へ
- プロジェクト概要
- 活動報告(0)
- 応援コメント(0)
「地域に開かれた大学」としての挑戦
皆さま、こんにちは。 徳島大学 人と地域共創センター長の田中俊夫です。
本センターは、2019年4月に徳島大学内に設置された、地域と大学をつなぐ共創の拠点です。
もともと徳島大学では、大学開放実践センターや地域創生センター、産業人材育成部門、COC+推進本部など、地域に根ざした多様な取り組みを行ってきました。それらをひとつに統合し、より強固で持続的な地域連携を実現するために誕生したのが「人と地域共創センター」です。
本センターの活動は、単なる“地域貢献”にとどまりません。 地域の中にこそ学びがあり、課題の中にこそ教育と研究の可能性がある。 そうした信念のもと、センターでは大学の知を地域にひらき、また地域の実践を大学の学びとして取り込むことで、循環する学びのかたちを築いてきました。
「誰もが学べる場」を、地域の中に――
私たちは、年齢や立場を問わず誰もが参加できる「公開講座」や「とくしま健康寿命からだカレッジ」、「とくしまビジネスリスキリングスクール」をはじめとする生涯学習の機会を提供しています。
こうした講座は、地域の暮らしに寄り添いながら、健康、デジタル、食文化、科学教育など、多岐にわたるテーマで構成されており、毎年の開講を楽しみにしてくださっている方も多くいらっしゃいます。
たとえば、
・阿波踊り体操の知識と技能を身につける「阿波踊り体操リーダー養成講座」
・現代精神分析理論を学ぶ「日常に役立つ間主観的自己心理学入門」
・教育関係者以外の受講も大歓迎「先生のための生成系AIとプログラミング」
・レベルにあわせて受講が可能な「談笑風生中国語(初級)(中級)」
・音楽や文化にふれながら楽しく学ぶ「楽しく学ぶポルトガル語」
・健康づくりやダイエットにも!「美姿勢・バランス・体力改善 健康ウォーキング講座」
など、地域の実情や要望を反映した講座を多数開催しています。
公開講座は、単に知識を得る場ではなく、地域の人同士がつながる場、そして大学と地域が出会い直す場でもあります。 「こんな学びがほしかった」「また参加したい」――そんな声に支えられながら、私たちはこの場を大切に育ててきました。
「地域と共に創る」からこそ意味がある
人と地域共創センターが目指すのは、「大学の知を届ける」ことだけではありません。 むしろ、地域の中にある知恵、文化、暮らしの工夫、課題に向き合う姿勢――そうしたものを大学が受け取り、学生とともに探究し、新たな価値として社会に還元していく。
こうした双方向の学びと実践を、私たちは「共創」と呼んでいます。
たとえば、上勝町や美波町、神山町などの自治体と連携した地域プロジェクトでは、現場の住民と学生が対話を重ね、地域課題の本質を捉えた解決策をともに構想し、実践へとつなげています。
まちしごとファクトリーやタウンミーティング、サイクルツーリズムや明治大学・徳島県との連携講座なども、すべてが「地域とともに生み出す」ことにこだわってきた成果です。
「このセンターがあってよかった」と思ってもらえるように
私たちは、地域の中に“場”をつくることを大切にしています。
大学キャンパスだけでなく、県内各地のサテライトオフィス、フューチャーセンターA.BAなどを通じて、地域に根ざした活動を日常的に展開しています。
そして、最も大切にしているのは、「また来たい」と思ってもらえること。 センターを訪れた方が、何かを持ち帰り、誰かと共有し、また地域に戻って力を発揮する。 そんな循環を生むために、スタッフ・教職員一同、心を込めて一つひとつの講座・企画・出会いに向き合っています。
だからこそ、持続可能な仕組みが必要です
現在、私たちの活動の多くは、大学の運営費交付金や年度内予算に支えられています。
しかしながら、交付金は年々減少しており、加えて物価や人件費の上昇により、センターの運営は年々厳しさを増しています。
こうした課題を乗り越え、センターの活動を中長期的に継続していくために、「人と地域共創センター基金」を設置いたしました。
この基金は、年度を越えて活用できる持続可能な財源として、センターの教育・研究・実践の幅を広げ、未来を見据えた取り組みを支える土台となるものです。
ご支援をお願い申し上げます
「人と地域共創センターがあってよかった」 「地域の未来を信じて、大学とつながれる場所がある」
そんなふうに思っていただけるように、私たちはこれからも努力を続けてまいります。
本センターの活動を、より確かなものとして未来につなげていくために、皆さまのお力をお借りできましたら大変ありがたく存じます。
地域と大学が支え合い、共に歩んでいく未来を、どうか私たちと一緒に育てていただけませんか。 心よりご支援をお願い申し上げます。
徳島大学への寄付と税制について
本プロジェクトへのご寄付は、徳島大学基金「教育・研究・社会貢献事業」への寄付として手続きを行います。
国立大学法人徳島大学へのご寄付につきましては、個人からの寄付では所得税の所得控除、住民税(徳島県と県内市町村が条例で指定する寄付金として)の税額控除、法人からの寄付では法人税の損金算入が認められます。
寄附金領収書は、発送までに2か月程度お時間をいただいております。税制上の優遇措置をお考えの方は対象となる年にご注意ください。ー※1
継続のご寄付を選択された寄付者の方については、毎月ご支援の場合は、月毎の領収書をお送りいたします。(領収証発送については※1と同様になります)
毎年ご支援の場合には、ご寄付を申し込まれた月から2か程度お時間をいただいております。
また、ご寄付をいただいた方のお名前を各種媒体でご紹介させていただいております。お名前の公表をご希望されない場合は、ご寄付を申し込まれる際の備考欄にその旨をご記載ください。
寄付の特典については、こちらからご確認ください。
REPORT活動報告
応援コメント
プロジェクト代表者

人と地域共創センター長
ご寄付の特典
3,000円のご寄付
お礼のお手紙
センターよりお手紙を送らせてらせていただきます
5,000円のご寄付
公開講座A
1,500円までの受講料の公開講座等(からだカレッジを含む)を1講座に限り、無料で受講することができます。
10,000円のご寄付
公開講座B
3,000円までの受講料の公開講座等(からだカレッジを含む)を1講座に限り、無料で受講することができます。
15,000円のご寄付
公開講座C
4,500円までの受講料の公開講座等(からだカレッジを含む)を1講座に限り、無料で受講することができます。
20,000円のご寄付
公開講座D
6,000円までの受講料の公開講座等(からだカレッジを含む)を1講座に限り、無料で受講することができます。
30,000円のご寄付
公開講座E
9,000円までの受講料の公開講座等(からだカレッジを含む)を1講座に限り、無料で受講することができます。
50,000円のご寄付
公開講座F
合計15,000円までの受講料の公開講座等(からだカレッジを含む)を2講座に限り、優先して無料で受講することができます。
(ただし、2講座お申し込みの場合は、2講座同時にお申込みください。1講座のみお申込の場合、次の期以降に1講座を繰り越すことはできません。)
徳島大学の社会貢献事業をまとめた報告書を送らせていただきます。
80,000円のご寄付
公開講座G
合計24,000円までの受講料の公開講座等(からだカレッジを含む)を2講座に限り、優先して無料で受講することができます。
(ただし、2講座お申し込みの場合は、2講座同時にお申込みください。1講座のみお申込の場合、次の期以降に1講座を繰り越すことはできません。)
徳島大学の社会貢献事業をまとめた報告書を送らせていただきます。
100,000円のご寄付
応援コース
徳島大学人と地域共創センターの理念に共感し、地域とのつながりを支える活動を応援してくださる方向けの寄附コースです。いただいたご寄附は、リカレント教育の充実や地域課題の解決を目指す各種事業の安定的な運営に活用させていただきます。
合計30,000円までの受講料の公開講座等(からだカレッジを含む)を3講座に限り、優先して無料で受講することができます。
(ただし、複数講座お申し込みの場合は、複数講座同時にまとめてお申込みください。3講座に満たない講座をお申込の場合、次の期以降に1講座または2講座を繰り越すことはできません。)
徳島大学の社会貢献事業をまとめた報告書を送らせていただきます。