2022年度は6つのプロジェクトを実施しました。

徳島大学「食の支援」学生支援クーぽん

　コロナ禍は、学生においてもアルバイト収入が減少するなど生活が困窮する大きな影響をもたらしています。本学では学生の食の支援として徳島大学生協で調理提供する「食事付」等に利用できるクーポン4,000円分の配付を実施しました。生協食堂を利用すると、平均500円で主菜・副菜・ご飯の揃ったバランスのよい食事ができます。今回の配布分では、およそ8日分の食事を賄うことができる金額となりました。

TOKUSHIMA UNIVERSITY GIVING CAMPAIGN
（学生団体支援チャリティーイベント）

　コロナ禍で学生団体活動の縮小を余儀なくされた学生への支援として本学初の学生団体チャリティーイベントを実施しました。この取組では、参加者はＷeb上の特設サイトにて学生団体の活動紹介を見て、応援したい団体への投票と応援コメントを記入することができました。1週間のイベント期間において4,035人の皆さまにご参加いただき、特に卒業生、保護者の皆さまから学生への多数のご支援ご声援をいただきました。
[支援者数：4,035人]

皆さまのご支援を徳島大学生へ届ける「たくす応援」プロジェクト

　コロナ禍の影響は長く、本学では学生支援を継続的に行ってきました。昨今の物価高により、一人暮らしの学生は生活費を切り詰めるために食費を削っていました。さらに、先に開始した学生支援クーぽん配布後のアンケートにて「食料品だけでなく、生活用品についてもクーポンが使えるようになってほしい」との声を受け、学生の生活圏のスーパーで自由に希望する生鮮商品や生活用品等を購入できるクーポンの配付のため、クラウドファンディングを実施しました。
[目標金額：5,000,000円、支援金額：2,054,000円、支援者数：114人]

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新しい側弯症学校検診プロジェクト
～早期発見、早期治療で子どもたちの負担を減らしたい！

　徳島大学整形外科の山下特任准教授が目指す側弯症学校検診プロジェクトのゴールは、早期発見・早期治療により子どもたちが大きな負担となる手術をせずに治療することです。そのために学校検診に必要な医療機器を導入する新しい学校検診システムの確立のためのプロジェクトを立ち上げ、この研究へのご支援を募るためにクラウドファンディングを実施しました。
[目標金額：5,000,000円、支援金額：9,788,000円、支援者数：204人]

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徳島大学ロケットプロジェクト2022
～もっと高く打ち上げるためへの挑戦！～

　イノベーションプラザの学生プロジェクトには、自作ハイブリッドロケットの打ち上げ・安全回収を目標に活動するロケットプロジェクトがあります。2022年9月、1つの大きな目標であった自作のハイブリッドロケットエンジンを搭載した「Leo」の打ち上げに成功しました。団体では、最終目標でもある自作エンジン搭載ロケットでの成層圏・宇宙圏への到達に向けた次の一歩とする、初の海打ち上げ（高高度へロケットを打ち上げるため、海岸から打ち上げ、海へ着水させる打ち上げ方）での実証実験のために掛る費用を募るためにクラウドファンディングを実施しました。
[目標金額：2,500,000円、支援資金額：1,921,000円、支援者数：47人]

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徳島大学鳥人間プロジェクト
バトンをつなぐ！製作機体の飛行距離への挑戦

　徳島大学鳥人間プロジェクトは、イノベーションプラザの学生プロジェクトとして2018年に創設され、3年後に初めて鳥人間コンテスト2021に出場し、翌年も出場を果たしました。メンバーが一丸となり活動を続けていますが、2022年の大会後、機体の主要部分の破損により次の機体を製作することが困難な状態となりました。先輩からつないできたこのプロジェクトを絶やすことなく、自作の機体を製作し現在の飛行距離更新への挑戦、さらには今後も大会に出場したいという思いを実現するために、機体製作等の活動に係る費用を募るためにクラウドファンディングを実施しました。
[目標金額：1,100,000円、支援金額：561,000円。支援者数：39人]

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