徳島大学基金

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寄付者の声

「母校が困っているとあれば、助けに行く。」卒業生からの応援

藤田医科大学医学部救急医学・総合内科学 
助教

壱岐 豊 様

2017年3月に徳島大学医学部医学科を卒業された壱岐 豊氏は、現在医師として愛知県で小児・成人に対する救急集中治療に携わっています。
現在までに学生や研究に対して複数の応援をいただいております。徳島大学の先輩としてどのような想いでご寄付をされたのか話を伺いました。(2022年11月16日インタビュー実施)

学生の修学支援、コロナ支援、たくす応援、医療系研究等にご支援をいただいております。誠にありがとうございます。

どのような経緯で寄付をしようと思われましたか?

母校が困っているとあれば、助けに行く。

そういう何か仕事柄、変な使命感というところだけはありますけれども、

その気持ちで寄付したいなと思いました。

僕自身は学内で出来のいい学生ではなかったんですよ。

それでもちゃんと医者として送り出してくれた恩があります。

それを考えるとやはり今この大変な時期にあって、僕らはその想像しなかった状況になっているっていうのはあると思うんです。

その中で頑張っている学生さんたちには医学部だけではないですけれども、

やっぱり頑張ってね。勉強して、これから社会に役立てて欲しいというのがあるんです。

 

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大学在学中に印象に残っている出来事には、どのようなものがありましたか?

僕は救命救急関係のサークルに入っていたので、それで北は北海道から南は九州まで飛び回っていた時期がありました。それが今の仕事につながっているというのはあるかもしれません。サークルでの活動では、各大学での横のつながりができるというのはあります。

それがきっかけで、例えば、循環器分野に進んだとかいう方や他の診療科に進んだという方もいらっしゃいます。

あとは、自分が医者になってからかな。徳島大学の救急集中治療部にいたんですけれども、本当に仕事がしやすかったです。救急研修ですので本来だったら3か月やっていればというのはあるんですけども、仕事が面白すぎて、期間を延ばさしてくれっていうことをお願いしました。 

救急医療はすごい面白かったですね。そういうふうにその救急集中治療の仕事の面白さを実践で教えてもらった先生たちがたくさんいます。大藤先生には色々お世話になりました。

 

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大学・学生に期待すること

期待することは、特に学生さんには地域の中にいながら広く視野をもって動いてくれることに期待したいです。もちろん、一回外に出るというのもいいかもしれません。視野を広く持つということのトレーニングになります。そこから帰ってきたとき、身に付けた視野を還元してほしいという思いがあります。

僕自身も今外に出ている人間なので、いろいろ知らなかったこととかも結構あります。こんな風なことやっているんだというところを知れたのも大きいです。

じゃあそれを将来、徳島大学にもし帰りたいっていうふうになった時に、それをどうやって還元できるかと考えています。
 

徳島大学、徳島大学生へのメッセージ

徳島大学は不出来の自分を医師にしてくれた恩のある母校です。

母校を離れて、名古屋大学の医局に属していますが徳大の事は片時も頭から離れる事はありません。医学部のみならず、全ての学部で頑張っている学生さん達の助けになれば幸いです。自分らしく頑張ってください。

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